リニューアル時に役立つ知識

既存サイトを調査し状態を把握!
既存サイトを調査し、新ページとして内容をか追加するか
新規でサイトを作成するべきか検討します。

  • キーワード毎の検索順位追跡
  • ページビュー・アクセス数
  • Googleクロールの回数
  • ページインデックス数

既存サイトの
拡張がいいのか?

既存サイトを拡張した方が
SEO対策になるの?

新サイト
制作がいいの?

専門サイトを立ち上げた方がSEO対策になるの?

オールドドメイン
は得なの?

オールドドメインはSEO
対策になるの?

竹内慶

自社サイトで上位表示を実現した確かな技術と親身な対応。全員が技術者の営業がいない会社です。

新しくサービスを開始する際に作成するホームページ。
新規サイト作成で情報を公開するのと、既存サイトを拡張し情報を公開する。
どちらがSEO対策として効果的?

ホームページの制作を行う際に、上記のような質問を頻繁にお受けしますので、私の考えをまとめました。
どのような形で情報を公開するかは、公開後のSEO対策としても非常に重要なことです。大きく分けて、新規でサイトを作成する場合と、既存サイトを拡張する場合との2つがあります。どちらが最適かは、「追加する内容」と「既存サイトの内容」により大きく異なります。決定するには、追加するコンテンツの内容を詳しくお伺いし、更に既存サイトの内容を確認したうえで、どのようなスタイルで情報を公開することが最適か丁寧にご説明致します。

現在の公開中のホームページの内容を確認。

まず最初に、現在公開中の既存サイトの内容を確認します。各ページのタイトルやディスクリプション、H1タグなどから、SEO対策として設定されているメインキーワードの把握など、ホームページに使用されているキーワードを解析します。更に サイトマップをまとめることで、既存サイトの構成やページ数なでど、サイトの内容をより把握しやすくなります。また、Googleロボットが既存サイトをどの程度クロールしているかなど調査、Googleアナリティクスなどから、サイトへのアクセス数、検索クエリなど調査し、今のサイトがGoogleからどのような評価を受けているかなど、サイトの価値を把握することも大切です。難しい説明をしていますが、ご自身では、とりあえず、既存のホームページが公開している内容を把握するだけでも良いと思います。
DREAM-NET(弊社)が運営するサイトを参考にご説明致します。

  • サイトトップのメインキーワードは、「ホームページ制作」「デザイン」等のキーワードを設定しています。
  • 弊社ホームページの、メインコンテンツをまとめたサイトマップです。サイトのボリュームが1500ページとボリュームが多いため、省略しています。

Googleが提供するツールから、さまざまな情報が提供されています。

Googleがサイトを解析するツールとして「Search Console」「Analytics」があります。
これらの解析ツールから、現行のサイトがGoogleからどの程度の評価を受けているか把握することが出来ます。

Search Consoleとは
SEARCH CONSOLEキャプチャー

Google検索エンジンでのサイトのパフォーマンスを確認できます。
サイトクロールの際に解析したエラー情報の提供。どのキーワードで検索結果に表示されているか、その場合の表示順位、公開しているページ数のうち、何ページがインデックスされているかなどサイトについてのさまざまな情報が公開されています。

GoogleAnalyticsとは
GoogleAnalyticsキャプチャー

Googleが提供するアクセス解析です。サイトに解析用のタグを設置することで、サイトへの訪問者数や、アクセスした時間帯、滞在時間、離脱率、検索クエリ、などページ単位で解析結果が提供されます。

上記の解析結果から、サイトの評価を知るためのデータを集めます。

上記2つの解析ツールからは、サイト解析についての数多くのデータが提供されています。
全てのデータを確認し、理解することは容易では無いため、特に重要な解析データのみ確認します。弊社のサイトを参考に解析結果を まとめてみます。

インデックス数1,467ページ

公開しているコンテンツ(ページ)がGoolgeのサーチジンに登録されているページ数です。実際に公開しているページが3,000ページの場合、約半数がサーチエンジンに登録されていない可能性があります。その場合は、原因を調査しますが、ほとんどの場合がコンテンツとしての役割を果たしていない(検索ユーザーにとって必要のないクオリティーの低い情報)ことが原因です。
弊社ホームページは「ホームページ」「デザイン」について、1,467ページで説明されていると判断されているということが想定できます。ホームページ制作について10ページで説明しているホームページより、はるかに情報量が多いため、検索ユーザーに有益なサイトとして検索結果上位に表示される確率が高くなります。

クロール数246回/1日

クロール数とは、Googleの検索ロボットがサイトの解析を行いに来る回数を意味します。
ユーザーが求めている情報が数多く公開されているサイトは、重要度の高いサイトとしてGoogleの解析ロボットが内容に変更が加わってないかなどの調査のために、頻繁にクロールするようになります。検索ロボットは、他サイトのリンクをたどってサイトに訪問するか、「search Console」からのクロール申請、サイトマップの登録等からサイトの解析を行います。ユーザーが求める情報を提供しているサイトは、数多くのページからリンクが張られます。このリンク数が多ければ多いほどクロールが増えます。クロールが増えると、コンテンツが増え、ページが追加された場合にもすぐに解析が行われ、早く検索結果に出現します。クロール数が多いページは、ウェブユーザーが必要な情報と判断され、検索結果の上位に表示される可能性が高くなります。ただし、有効なリンクと判断される様に自作自演等で行うリンクは、Googleが厳しく取り締まっているため、スパムとして判断されるためペナルティーを受け、検索順位が大幅に下がる可能性ガ高いので、決して行ってはいけません。

サイトへのリンク数25,718件

運営サイトに張られているリンク総数です。クロール数の説明の際に少し説明しましたが、クロールはリンクをたどって解析を行います。コンテンツが充実し、そのコンテンツにリンクが張られることでサイトへのクロール数が増えます。
現時点では、弊社ホームページへのクロールのアクセス経路が25,718通りあるということから、上記1日246回のクロール数に繋がります。また、このリンクについては、リンク元のサイトの評価が重要になり、特に弊社サイトの場合は、ホームページ関連の情報が掲載されクール数の多いサイトからリンクを受けることで、サイトへのクロールが頻繁に行われるようになります。 クロール数が無いサイトからリンクを受けても、クロール数は増えませんので意味がありません。

ページビュー数・平均滞在時間13,500件/月 1分36秒

ページビュー数は、ページの閲覧数です。サイトの閲覧数も、ページの評価の指標ですので確認しておくと良いと思います。 平均滞在時間は、ページ毎の閲覧時間です。閲覧時間の長いページは、訪問者の興味を引く情報が掲載されている可能性が高い可能性があるため、これらのページを多く存在しているサイトは、価値の高いサイトと判断されます。

運営年数約11年

サイトが誕生してからの運営年数です。ただ運営年数が長ければ良いというわけではありません。11年ユーザーの役に立つ情報を提供する努力を行っているサイトが評価されます。11年前の情報と同じ情報が公開されている場合は特にクロール数が増える可能性は低いため、特に評価が上がるわけではありません。

まとめ

DREAM-NETのサイトは11年間、ユーザーの役に立つ情報の配信を行い続けていることがGoogleから評価を受け、リンク数、クロール数の拡大に繋がっています。現時点でのリンク数25,718件、1日クロール数246件は、Googleから高い評価を受けている状態にあります。具体的に考えられるメリットは、

サイト内にコンテンツを追加した際に、すぐにGoogleロボットの解析が行われ、インデックスされることで検索結果に表示されます。
Googleが高い評価を与えているサイトが発信する情報は、自動的に高評価を受ける場合が多く、すぐに検索上位に表示される可能性があります。 結果、新サイトを立ち上げる内容が、ホームページ制作・デザイン関連の場合は、既存サイトを拡張しコンテンツを追加すると、検索結果に表示されるまでの日数が大幅に短縮され、既存サイトの評価を引き継げるため、高順位での表示が期待できます。

新しく作るコンテンツが既存サイトの内容に合っているか確認します。

STEP01で、弊社運営サイトの評価を調査し、高評価を獲得していることを確認しましたが、「ホームページ」「デザイン」このキーワードに対して配信している情報について高評価を得ているということになります。
ただし、このサイトが、「料理について」情報を公開しても、クロールされインデックスは早いと思いますが、そのまま高順位に表示されるわけではありません。ホームページの専門家が、料理の話をしても、メインキーワードとは関連性が無く、ただの余談の情報と判断される可能性が高く、サイトの評価に繋がる可能性は低いと考えられます。料理関連のキーワードでも上位表示されるには、料理についても、レシピやグルメスポットなど頻繁に公開し、サイトに集まるリンクを獲得し料理についてのクロールを集める必要があると考えた方が良いと思います。

結論

Googleがサイトを解析するツールとして「Search Console」「Analytics」があります。
これらの解析ツールから、現行のサイトがGoogleからどの程度の評価を受けているか把握することが出来ます。

新コンテンツが、既存サービスの内容と一致しない場合

新サービスを開始する際に、評価を受けているサイトを拡張しページを追加しても、既存サイトの評価を引き継ぐことが難しいと考え、新サイトを作成し、新たな専門サイトとして成長させる方が、サイトの構造がシンプルで訪問者が閲覧しやすいサイトを作り易い状態になると考えられます。
結果Googleのサーチエンジンもサイトのコンセプトや構造を理解易くなるため、SEO対策としても行いやすい状態になると考えられます。 新サービスを開始する際に、評価を受けているサイトを拡張しページを追加しても、既存サイトの評価を引き継ぐことが難しいと考え、新サイトを作成し、新たな専門サイトとして成長させる方が、サイトの構造がシンプルで訪問者が閲覧しやすいサイトを作り易い状態になると考えられます。 結果Googleのサーチエンジンもサイトのコンセプトや構造を理解易くなるため、SEO対策としても行いやすい状態になると考えられます。
結論、既存サイトとは別にサイトを立ち上げることをご提案します。

新コンテンツが既存サイトに関連する内容の場合

新コンテンツが既存サイトと同様の内容の場合、既存サイトの評価を引き継ぐことができます。
結果、公開後間もなくクロールの巡回が行われ、インデックスに登録されます。コンテンツのボリュームにより結果は異なりますが、新規でサイトを作成するよりも早く検索上位に表示されることが考えられます。
結論、既存サイトを拡張し、新規コンテンツを追加することをご提案します。

新しく作るコンテンツが既存サイトの内容に合っているか確認します。

Googleは、クロールにより収集したページを独自のルールで整理を行い検索結果に表示させます。

「新規サイト作成」「既存サイトの拡張し、ページの追加」の両方に関連しますが、上記で述べたように、Googleは、サイトをクロールしGoogle独自の基準で整理したうえで検索結果として表示します。 この独自のルールの中に、「1つのサイトで、似たようなコンテンツがある場合は、検索結果に表示させるのは最初に公開されていた情報」というように対処しているようです。 これは、私の経験からの推測でGOOGLEが公表していることではありません。 例えば、トップページに「ホームページ制作」を使用しタイトルを設定し、ホームページ制作サービス案内ページにも「ホームページ制作」と設定した場合、検索には最初に作成したトップページが表示され、ホームページ制作サービス案内ページは、検索対象外になっています。対策を行うことで改善される内容であり、Googleの判断基準も進化していますのでまた改善されるとは思いますが、現時点で新規でのサイト作成、既存サイトの拡張を行う際に、ページ構成をしっかりと把握し、情報が重複しないように作成することが大切です。

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