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photoshopを使用して宝地図の様なレトロな地図をつくる

【Photoshop】Google Mapから、折り目のついた古びた地図を作る

古紙のテクスチャを利用して、Google Mapから古びた地図を作る方法をご紹介します。

1.まず下準備として、古紙のテクスチャを汎用的に使えるように、パターン定義しておきます。古紙のパターンは無料の素材がたくさんありますので、お気に入りを見つけてください。
今回は自分でシワ加工をしますが、もっと簡単にしたい、という方は、最初からシワ加工の入ったテクスチャを使うと便利です。

今回使用したのはこちら。
URL:http://knald.deviantart.com/art/Vintage-paper-TEXTURE-PACK-152400787

パターン登録するには、
編集>パターン定義
任意の名前を付けてOKをクリックします。

2.GoogleMapで好きな地域を表示させ、スクリーンショットを撮り、Photoshopで開きます。

3.地図の上に新規レイヤーをつくり、レイヤーパレット下部から調整レイヤー>パターンを選択。パターンで塗りつぶします。

4.パターンレイヤーの描画モードを乗算に変更すると、もう古びた地図ができました。


5.使用感を出したいので、地図に折り目を付けます。パターンレイヤーの下に新規レイヤーを作り、グラデーションツールで白黒のグラデーションをかけます。モードは「差の絶対値」。グラデーションをかけるほど模様がどんどん細かくなり、こんな感じになります。

この黒い部分が最終的にシワになります。
今回はくっきりはっきりしたシワを入れたかったので、グラデーションの回数は少なめに、以下のような感じにしました。

6.フィルター>エンボスをかけて、立体感を出します。
高さは10Pixel、量は150%にしていますが、プレビューを見ながら調整するといいでしょう。

7.描画モードを乗算に変更し、不透明度を20%くらいにさげます。すると、折り目のついた地図になりました!

8.最後に、パターンレイヤーの端を焼き込みツールで塗り、さらに古びた感を出して調整します。

テクスチャ素材の色や質感、グラデーションのかけ方、エンボスの度合いによっても雰囲気は変わります。特に、テクスチャはどれにしようか迷うほど、クオリティの高いフリー素材がたくさん配布されているので、色々試してみてください。