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【SEO】Googleからペナルティーを受けないプレスリリースの発信方法

2015年4月26日

【SEO】Googleからペナルティーを受けないプレスリリースの発信方法


プレスリリースとは、企業などから、テレビ・ラジオ・新聞・雑誌・ニュースサイト等、各報道メディア向けに発表される声明のことで、新製品のPRなどに効果的なプロモーション手法です。
ただ、Web上に掲載するプレスリリースには、注意すべき点があります。
それは、Googleのプレスリリースに対する見解です。一歩間違えればペナルティの対象にもなりかねません。

◆Googleの見解

Googleの見解は、ウェブマスターツールのリンクプログラム
https://support.google.com/webmasters/answer/66356?hl=ja)に記載されています。
以下、抜粋。

さらに、サイトの所有者が編集時にページに配置したリンクではないリンクや保証していないリンク(不自然なリンクと呼ばれます)を作成することは、 Google のガイドラインへの違反と見なされることがあります。Google のガイドラインへの違反にあたる不自然なリンクの例としてよくあるケースを次に紹介します:
(中略)
他のサイトに配布される記事やプレスリリース内の最適化されたアンカーテキストリンク。次に例を示します。
市場には多くの婚約指輪が流通しています。結婚式を開くなら、最高の指輪を選ぶべきです。また、花やウェディング ドレスを購入する必要もあります。

さらに、サイトの所有者が編集時にページに配置したリンクではないリンクや保証していないリンク(不自然なリンクと呼ばれます)を作成することは、 Google のガイドラインへの違反と見なされることがあります。Google のガイドラインへの違反にあたる不自然なリンクの例としてよくあるケースを次に紹介します:
(中略)
他のサイトに配布される記事やプレスリリース内の最適化されたアンカーテキストリンク。次に例を示します。
市場には多くの婚約指輪が流通しています。結婚式を開くなら、最高の指輪を選ぶべきです。また、花やウェディング ドレスを購入する必要もあります。

2013年以前、一部のWebサイトマスターの間で「プレスリリースは被リンク効果があってSEOに使える」との考えが広まり、プレスリリースを装ってテキストに過剰なリンクを貼り、SEO効果を狙う手法が増加しました。
上記はその行為に対するGoogleの対応策です。
現在は、プレスリリースのアンカーテキストリンクはSEO効果がなく、むしろペナルティの対象となるおそれがあります。

それでは、ペナルティを受けずにプレスリリースを発信するにはどうしたらいいのでしょうか。
プレスリリース発信を安全に、効果的に行うための3つのポイントをご紹介します。

1.アンカーテキストリンクにはno-followを付ける

被リンク効果をゼロにする「no-follow」をリンクテキストに付与することで問題は解決します。
現在、プレスリリースを自動配信してくれる主要サービスのほとんどは、リンクに自動的に「no-follow」が付与される仕組みになっています。
下記のようなサービスを積極的に利用し、安全にプレスリリースを配信しましょう。

ValuePress!http://www.value-press.com/
PR Times http://prtimes.jp/
@Press http://www.atpress.ne.jp/
News2u http://www.news2u.co.jp/

2.プロモーションとして利用する

SEO目的でのプレスリリースは効果がないことは前述しましたが、新商品・新サービスを幅広く告知する、という本来の目的でのプレスリリースはもちろん、効果的です。
ここで言う目的とは、以下のようなことを指します。

・新聞、ニュースサイトなど各種メディアへの掲載
・SNSでの拡散など、口コミ

つまり、相手は記者や読者といった人間。
必要なのは、検索エンジン向けにリンクを貼ることではなく、人間に向けて商品・サービスの魅力を訴える文章を書くことです。
それを読んだ人が、自発的に商品・サービスのページにリンクを貼ってくれることは、ペナルティの対象にはなりません。

3.広告文ではなく、第三者の視点から

Googleにとってプレスリリースは広告かもしれませんが、本来プレスリリース文は広報としての役目を持つものです。
「優れた」「美しい」などの主観的な形容詞を使わず、第三者の目線から事実のみを簡潔に書くことが大切。メディアの記者が読み、「ニュース性があるから紹介しよう」と思ってもらえるような書き方を心がけましょう。

ペナルティを受けるかもしれない、と恐れて利用しないのではなく、本来の目的をふまえれば効果的なプロモーションを行うことができます。
ニュース性のある新商品・新サービスは、プレスリリースでどんどん発信されてほしいと思います。