photoshopで料理写真に湯気を加える方法
Contents
【Photoshop】テクニック不要!料理写真に湯気を加える方法
料理の写真では、新鮮さや出来立て感などを表現することが大切です。特に、ラーメンやスープなどあたたかい飲み物や食べ物の写真は、湯気を加えるだけでグンと美味しそうになります。今回は、この湯気の演出を、Photoshopで簡単に行ってみたいと思います。
下のコーヒーから湯気を立たせてみましょう。
1.雲模様を描く
画像の上に新規レイヤーを作成します。
描画色は白、背景色は黒で、フィルター>描画>雲模様1の順にクリックします。
2.レイヤーをスクリーンに変更
レイヤーの描画モードをスクリーンに変更します。
すると、白いもやもやだけが画像の上に乗っている状態になります。
3.もやもやを湯気状に変形
フィルター>変形>波形で、白いもやもやを湯気のように、上に向かって伸びていくよう変形させます。
数値は参考程度に、画像に合うように設定してください。
4.湯気の立つ範囲を選択
湯気の立つであろう範囲を、なげなわツール等で大まかに選択します。
5.レイヤーにベクトルマスクを追加
湯気レイヤーにベクトルマスクを追加し、湯気部分のみが見えるようにします。
6.マスクを調整
ベクトルマスクを右クリックし、「マスクを調整」をクリック。
「滑らかに」と「ぼかし」の数値を上げ、OKをクリックします。
7.完成
カップから立ち上る湯気になりました!
細かな描画スキルが必要ないので、とても簡単です。
湯気は、コーヒーの場合は細く上に上がっていくイメージですが、ラーメンなどの場合は全体にモヤモヤと広がると思います。素材によっても湯気の形は違うので、変形の数値を調整しながら試してみてはいかがでしょうか。