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【Photoshop】テクニック不要!写真を簡単に水彩画風にアレンジする方法

【Photoshop】テクニック不要!写真を簡単に水彩画風にアレンジする方法

写真を水彩絵の具で描いたように変えてしまうチュートリアルをご紹介します。難しいテクニックやセンスは不要。初心者でも簡単に加工することができます。

やるべきことは、
・レイヤーを3つコピーする
・それぞれのレイヤーにフィルターをかけ、描画モードを変更する

の2点です。

使った写真はこちら。
コントラストが強めのほうがきれいに仕上がります。

1.レイヤーをコピーする

元画像のレイヤーを、レイヤーパレットの下部にある「新規レイヤーを作成アイコン」にドラッグし、コピーを3つ作成します。
全部で4つのレイヤーになります。

2.最初のコピーレイヤーを加工

まずは最初にコピーしたレイヤーのみを表示させます。
メニューからフィルター>フィルターギャラリー>アーティスティック>カットアウトを選択します。

レベル数やエッジの単純さ、エッジの正確さは画像サイズや仕上がりイメージによりますが、ここでは幅600pxの画像で上記のような数値に設定しました。

レイヤーの描画モードを「輝度」に変更します。

ここまでの手順で、上のような画像になりました。

3.2番目のコピーレイヤーを加工

先ほどと同様、メニューからフィルターギャラリーを表示させます。
今度は、「ドライブラシ」を選択します。
こちらも、数値は画像に合わせて調節してください。

レイヤーの描画モードを「ソフトライト」に変更します。

ここまでの手順で、上のような画像になりました。

4.3番目のコピーレイヤーを加工

フィルタ>ノイズ>明るさの中間値を選択。
半径を調節し、OKをクリック。

レイヤーの描画モードを「スクリーン」に変更します。

完成です!

■番外編:明るくなった空の色を調整

空の色が少し明るすぎるので、もう少し青味を入れたいと思います。

元画像を表示させ、青くしたい空の部分を自動選択ツールで選択します。

「選択範囲を反転」で、空以外を選択します。
その状態で、3番目のコピーレイヤーを選択し、レイヤーパレットの下にあるアイコン「マスクを追加」をクリック。

これで、レイヤーの効果が空以外に適用されました。

消しゴムツールを選択し、チョークやクレヨンなど、荒めのブラシを選択。
モードを「ブラシ」に、不透明度と流量を下げます。

レイヤーマスクをクリックして選択し、消しゴムツールで軽く空の部分をなぞります。
マスクが所々消えて青の濃淡が表現でき、より水彩画らしくなります。

完成です。

いかがでしょうか。
調整するのは各フィルターの数値部分だけ。
何度か試せば適度な数値が見えてくるので、誰でも簡単にできます。興味のある方は、ぜひ試してみてください。