Google検索結果でタイトルを書き換えられた時にチェックするべきポイント3つ
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Google検索結果でタイトルを書き換えられた時にチェックするべきポイント3つ
Googleの検索結果で表示されるタイトルには、基本的にTITLEタグに記述されているものがそのまま表示されます。ですが、時にGoogleによって自動的に書き換えられてしまうケースがあります。GoogleのWebマスター向け公式ブログでは、次のように書かれています。
[外部記事]「検索結果によりよいタイトルを」
そのページが検索キーワードと関連性が高いものであると気づいてもらうため、Google では代わりのタイトルを生成するアルゴリズムを利用することがあります。Google のテストでは、ほとんどの場合においてこれらの代わりのタイトルの方が元のタイトルよりも検索キーワードに対して高い関連性を示しました。また、これらの代わりのタイトルを使用することによりタイトルのクリック率は大幅に向上しており、検索をするユーザーとウェブマスターの皆さんの双方に役立っていました
つまり、検索キーワードとの関連性の高いタイトルに書き換えることがあり、おかげでユーザーに分かりやすくなっている、とのこと。もちろん、自分で設定したタイトルよりもGoogleが書き換えたタイトルのほうがページの内容と合っているのなら、問題はないでしょう。
ただ、実際には上手に書き換えてくれていないことも多いのです。
例えば、
「**英会話教室|初心者大歓迎、兵庫県神戸市の英会話教室です。」
というタイトルが
「英語教室。」
と書き換えられてしまうケースもあります。
そこで、書き換えられてしまったときにチェックするべきポイントをご紹介します。
①ウェブマスターツールをチェック
https://www.google.com/webmasters/tools/home?hl=ja
該当のサイトをクリックし、検索のデザイン>HTMLの改善で、何かメッセージが出ていないかチェックしてみます。
<title>タグを含む、HTMLに改善すべき部分があれば、ここで知らせてくれます。
②タイトルタグにキーワードをつめこまない
Googleにスパムと見なされるようなタイトルは避けましょう。
例えば、「自転車販売の**|自転車のことなら**へ。**自転車、**自転車など豊富に〜」など、キーワードをやたら詰め込んだようなタイトルはスパム扱いされて、書き換えの対象となる可能性があります。
③全てのページに似たようなタイトルを付けない
一つ一つのページには固有の内容があり、その内容にふさわしいタイトルがあるはずです。定型文のようなタイトルを全てのページに付けると他のページとの区別が付きにくくなってしまいます。
例えば次のような場合です。
・トップページのタイトル
「**英会話教室|初心者大歓迎、兵庫県神戸市の英会話教室です。」
・料金プランページのタイトル
「**英会話教室の料金プラン|初心者大歓迎、兵庫県神戸市の英会話教室です。」
トップページと同じ説明文を他のページに入れてしまっています。
重複する内容を複数のページのタイトルに入れるのは無駄になり、ユーザーの混乱を招く元にもなります。
「料金プラン|**英会話教室」
のように、ひと目で何のページかが分かるようなタイトルにしたほうが良いでしょう。
いかがでしょうか。
簡潔で分かりやすいタイトルを付けることが、書き換えを防ぐ最も良い方法、と言えそうです。もし、検索結果上のタイトルが<title>タグの中身と違う、という現象が起こったら、上記のようなポイントをチェックしてみてください。