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初心者にもできる!真俯瞰から料理を撮影するときのコツ

初心者にもできる!真俯瞰から料理を撮影するときのコツ

立体感を出すには斜め上からの「斜俯瞰」で撮影するのが一番良いのですが、盛りつけの美しさを見せたいときなどは、真上からの「真俯瞰」が効果的です。
彩りや料理のデザインがよく分かり、美味しそう、というよりも「かわいい」「おしゃれ」というような印象になります。
今回は、真俯瞰から撮影する時に気をつけたいポイントについてご紹介します。

1.料理自体をデザイン

盛りつけのバランスを考える

真俯瞰から撮るには、盛りつけ自体が上から見てキレイでないと美味しそうに見えません。どちらかに彩りが偏るのではなく、全体にバランスのとれた盛りつけにしましょう。
小皿を並べる場合は、特に配置を意識する必要があります。

彩りを考える

素材の色を入れすぎるとごちゃごちゃした印象になるので、器のテイストやテーブルクロスとのバランスも考え、色数を増やしすぎないようデザインします。

2.光に注意

レフ板で囲う

蛍光灯の下で真俯瞰から撮ると、真ん中だけが明るくなって四隅に暗い影ができてしまうことがあります。光のムラをなくすために、複数ライトを使い被写体を様々な角度から照らすのが一番です。ライトを用意するのが難しければ、白いプラスチック板や発泡スチロールで被写体を囲うようにして撮影します。

白トビにも注意

光が強すぎたり、被写体が光を反射したりすると、一部が白くテカって色が飛んでしまいます。白トビすると後から補正することはできないので、撮影前に十分チェックしましょう。

手前の影を起こす

陰影をつけないために、真俯瞰からの撮影では、窓際など一定の方向からの光が強い場所で撮らないほうが良いでしょう。

3.三脚を使う

手持ちで撮影すると、自分の影が写り込んでしまうことがあります。そんなときは三脚を使い、カメラと料理が平行になるように取り付け、撮影します。
プロが使うような三脚でなくても、真俯瞰撮影用のツールや、コンパクトな三脚も販売されています。光の加減もじっくりと調整できますし、ブレないので安定した撮影ができますので、使ってみてはいかがでしょうか。

真俯瞰からの料理撮影は、斜め上から撮るよりもインパクトが大きくなるのが良い所です。基本をおさえて、おしゃれな料理撮影に挑戦してみてください。