日本語対応済!WordPressを簡単にECサイト化する無料プラグイン「WooCommerce」
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日本語対応済!WordPressを簡単にECサイト化する無料プラグイン「WooCommerce」
カスタマイズの幅が広く、デザインもブランドイメージに合わせられるWordPress。ECサイトとして利用したい、と考える方は多いのではないでしょうか。ただ、システムを自社で作り上げるにはコストがかかりますし、既存のプラグインを使う場合でも、日本の税率や住所表示などに対応できるものが少ない、という現状でした。
これらの問題を解決してくれるのが、WooCommerceです。
個人利用・商用利用ともに無料で、プラグインを追加すれば日本対応も可能です。また、WooCommerce対応テーマがすでに多数公開されているので、導入コストを最小限に抑えることができます。
■導入方法
1、インストール
ダッシュボードのプラグイン>新規追加から、「WooCommerce」を検索。
「いますぐインストール」をクリックします。
インストールが完了したら、プラグインを有効化します。
2、日本語化プラグインをインストール
WooCommerceを日本語化するためのプラグイン「WooCommerce For Japan」をインストールします。
3、追加機能をインストール
製品比較や予約機能など、便利な追加機能を提供するプラグインが多数用意されています。有料のものが多いので、必要に応じてインストールしましょう。
4、対応テーマをインストール
WooCommerceに対応するテーマは豊富にあります。
デザイン性、カスタマイズ性に優れた無料テーマが多いので、導入もラク。気に入ったものを探して、インストールします。
5、日本対応
最初に、WooCommerceメニューの「日本対応」から、日本向けの設定をしておきます。
よみがなの入力、銀行振込や郵便振替の設定ができます。
6、基本設定
インストールができたら、ダッシュボードのメニューにWooCommerceが追加されます。最初の設定を行いましょう。
販売拠点や販売を展開する国、通過オプションを設定できます。
デフォルトではイギリスになっているので、日本の環境に合わせて設定します。
特に、小数点以下は、0にしておきましょう。
7、商品
商品タブからは、商品の重さや大きさの単位、表示方法、商品画像、在庫管理などの詳細な設定ができます。
上のリンクから設定項目を切り替えることができます。
8、税金設定
税込み表示をするかどうかの設定や、標準税率の設定を行います。
9、支払い方法
支払いに関する詳細を設定できます。
先に設定した「日本対応」で郵便振替にチェックをいれておくと、ここに郵便振替が追加されます。
クレジット決済やコンビニ決済を追加したい場合は、別のクレジット決済プラグインを追加します。
ペイジェント決済プラグイン
ペイジェント決済プラグインについては、次回詳しくご紹介します。
10、配送料
配送の初期設定や送料計算の表示方法、注文金額によって送料が無料になる設定などもここで行います。
11、その他の便利機能
WooCommerceには、上記の基本的な機能のほか、クーポン機能や受注・在庫状況管理などのレポート機能も備わっています。
いかがでしょうか。
追加プラグインを組み合わせれば、ダッシュボードの設定だけでECサイトができあがります。アップデートも随時行われているので、セキュリティ面でも安心ですね。
次回はさらに、この「WooCommerce」に、クレジットカード決済など、3種の決済サービスを追加するプラグインについてご紹介します。