CSSで簡単にアイコン作成!CDNのWebフォント「Font Aesome」
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CSSで簡単にアイコン作成!CDNのWebフォント「Font Aesome」
デザイナーさんにとって、アイコンの一つひとつも作品であり、こだわりたい部分・・・ではあるものの、作る時間がないから今回はフリー素材で・・・ということもあるかと思います。また、ノンデザイナーさんにとっては、アイコン素材を探したり、サイズや色を加工したり、という作業も時間がかかり、煩わしいものではないでしょうか。
そこで今回は、CDNのWebフォントを使って、手間無くCSSで簡単にアイコンを作る方法をご紹介します。
豊富なアイコン素材をWebフォントとして使える「FONT AWESOME」を使います。
http://fortawesome.github.io/Font-Awesome/
上部メニューのiconsから、使用できるアイコンフォントの一覧が確認できます。
2014年9月の時点で、フォントの数は479個。
今後も増え続けるようです。
メリットは、
・ダウンロードの必要がない
・画像編集ソフトがいらない
・サイズ、色はCSSで簡単に変更できる
・テキストとの位置合わせもバッチリ
などなど。
とにかく簡単で便利なので、忙しい時に備え、いつでも取り出せるように準備しておきたい技です。
それでは、使い方です。
1.cssを読み込む
内でCSSを読み込みます。[HTML]
2.HTMLを書く
フォントを表示させるためのclass=”fa”に加え、フォントの種類に応じたclassを使います。
[HTML]音楽
ひとまずこれだけで、アイコンフォントは表示されます!
「デモを確認する」
アイコンフォントの一覧ページに、それぞれのclass名が書かれているので参考になります。
http://fortawesome.github.io/Font-Awesome/icons/
3.サイズ変更
fa-lg、fa-2x、fa-3x、fa-4x、fa-5xの、5つの大きさが用意されています。
もちろん、CSSで別のクラスを作ってもOKです。
[HTML]
音楽
「デモを確認する」
4.ボーダーを付ける
fa-borderで、アイコンフォントの周りにボーダーを付けることができます。
「デモを確認する」
[HTML]
5.色や形の変更
自分でCSSを追加し、好きな色や形に変更するのも簡単です。
.sample01{ color:#ffffff; background-color:#6C9; }
[HTML]
「デモを確認する」
6.自由に組み合わせる
上記の方法でも四角や丸のアイコンを作ることはできますが、2つのフォントを組み合わせて作ることもできます。
親要素にfa-stackクラスを付与し、子要素に組み合わせたい2種類のフォントを記述します。
例はそれぞれ、四角の上にTwitterのマークを、丸の上にFacebookのマークを、禁止マークの上にカメラを組み合わせたものです。
[CSS]
.sample02 .fa-square{ color:#00acdd; } .sample03 .fa-circle{ color:#3c5a98; } .sample04 .text-danger{ color:#900; }
[HTML]
「デモを確認する」
7.回転させる
fa-spinをclassに付けるだけで、くるくると回るローディング用アイコンになります。
「デモを確認する」
この他にも、角度を変えたり、複数行のテキストを回り込ませたり、リストをキレイに揃えたりと、便利なclassが最初から用意されています。
抜群に使いやすいCDNのアイコンフォントをぜひ、試してみてください。