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Google+ローカルページは削除できない!管理することが大切

Google+ローカルページは削除できない!管理することが大切

Googleで企業やお店を検索すると、右側にGoogle+のローカル情報が表示されることは、多くの方がご存知だと思います。大企業であろうと個人経営の小さな店であろうと、実在の住所を持っていればほとんどの会社や店舗で自動的に表示されます。

この情報は、Googleが会社名や店名、住所、電話番号などをWeb上から収集し、自動生成しているものです。ユーザーは、この情報にに口コミや写真を投稿することができます。ユーザーにとって非常に便利な機能ですし、オーナーにとってもお客さんへの案内になるのでメリットは大きいです。

また、この情報を利用してGoogle+のローカルページが自動で作られていることがあります。Google+のローカルページは下のようなページで、住所や電話番号などの基本情報のほか、Facebookのように写真やお知らせを投稿することができます。また、検索結果にも表示されます。

ただ、自分で新たにGoogle+ページを作成している場合には注意が必要です。自分で作成したGoogle+のページと、自動作成されたローカルページの2つが存在してしまうことがあるのです。

同じビジネスで別の情報を発信したい場合はいいですが、そうでなければ2つもいりませんし、混乱を招くことになりかねません。しかもこれらのページは、現段階では統合することができません。かといって2つのページを運営していくのは大変です。
そこで、企業や店の運営に携わる人はまず、以下のことに気をつけておきましょう。

・自動生成されたGoogle+ローカルページはないかチェック

・あれば、必ず「オーナー確認」を

「オーナー確認とは?」
ローカルページのビジネスが、あなたのビジネスであると申請するものです。これをしておかないと、第三者が勝手にオーナー確認をしてしまい、不正な情報操作をされてしまうおそれがあります。

オーナー確認が済んでいないローカルページには、「これはあなたのビジネスですか?」というメッセージが表示されています。また、検索ページのローカル情報にも、「このビジネスのオーナーですか?」と表示されています。

・検索結果のローカル情報

・ローカルページ

「これはあなたのビジネスですか?」または「このページを管理」リンクをクリックするとオーナー確認の手続きに進むことができます。
オーナー確認は、電話もしくはハガキで行います。どちらも、通知されたPINコードをオーナー確認のページに入力するだけです。
オーナー確認の方法は、Googleマイビジネスのヘルプ「Googleでのローカルビジネスのオーナー確認」に詳しく記載されていますので、参考にしてください。

ハガキは到着までに2週間ほどかかるので、電話が便利です。PINコードを自動音声で教えてくれます。
オーナー確認が済むと、ユーザーはビジネスをフォローすることができるようになるため、口コミ効果も期待できます。

【Google+を運用しない、という場合】
Google+を、情報発信のツールとして使用しない場合でも、オーナー確認や情報の編集はしておく必要があります。
冒頭でも述べたように、会社名や店名でGoogle検索した際に、自動生成された情報が表示されてしまうからです。この情報は、Googleマップの検索結果にも利用されています。

特に外出先からスマートフォンでお店の情報を調べる際は、Googleマップで調べて経路を検索されることが多いので、正しい情報を登録しておかなければ、ビジネスチャンスを逃してしまうことになります。
情報の編集は、Google+ページの管理画面から行えます。
キャッチコピーや紹介文だけでも載せておくと、ユーザーに分かりやすくなります。また、そこからホームページやFacebookなどに誘導することもできます。

こまめな運用を行わない場合でも、正しい情報で管理しておくことが大切です。