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動画がホームページにもたらす3つのメリット

動画がホームページにもたらす3つのメリット

最近は、若い世代を中心にした動画SNS の浸透によって、動画の発信が気軽にできるようになりました。
これまではYouTube など動画共有プラットフォームが動画コンテンツのメインでしたが、
動画SNS の登場によって動画メディアが身近になり、その影響力も急激に大きくなっています。
まだまだ若年層を中心とした限定的な影響力とはいえ、いよいよ動画の時代が到来する兆しを感じます。
この記事では、動画時代の本格到来を前にして、動画がホームページにもたらすメリットについて解説していきます。
常に目まぐるしく進化するweb の世界で、無視できない影響力をもつ動画の活用方法について知り、ぜひ自社ホームページの運用に役立ててください。

動画をホームページ内に設置する ~リッチメディア化~

動画は、文章のようにユーザーが能動的に読み進める必要がなく、画面を眺めているだけで情報が得られるラクチンさが大きな魅力でしょう。
ただし、動画が文章や画像より全面的に優れているというわけではありません。
送り手側の目的や扱うコンテンツ内容、受け手のデバイスやシーンなど、それぞれの条件によって最適な表現方法が変わることを理
解しておかなければなりません。
このようなことから、Web の世界では、文章と画像だけでなく、動画と音声を加えたコンテンツメディアが出現してきました。
この混成メディアをリッチメディアといいます。
代表的なところでは、web サイト内のページにYouTube の埋め込み動画を設置しているケース。
動画と音声が加わり、表現力が格段に上がり、新たな訴求力を手に入れました。

2.動画がホームページにもたらす3つのメリット

コンテンツ内に動画と音声の要素が加わることで、web サイトはこれまでにない訴求力を手に入れられます。
同時に、これまでに見られなかった層のユーザーを集客できるようにもなります。
ここでは、動画を活用することで得られる3つのメリットを解説していきます。

メリット①| 成約率がUP する

一般的に、資格受験などで独学する場合、テキストや参考書といった文字メディアだけを使って勉強するより、動画や音声メディアを駆使した方が、勉強効率が上がると言われています。
理由は、文字だけの情報より、視覚と聴覚に訴える動画からの情報の方が、理解力をより高めてくれるから。
このメカニズムを利用して、ホームページ上でも動画でユーザーに訴求すると成果がUP するというデータがあります。
また、動画を閲覧すると、自ずとユーザーがそのページに滞在する時間が長くなります。
EC サイトの統計データでは、ページ滞在時間が長くなればなるほど、ユーザーの購入率が高まるといわれています。
動画を導入することで、成約率(コンバージョン率)を上げる効果が期待できるのです。

メリット②| 自然検索順位が上昇する

滞在時間を延ばすことが、成約率を高める効果のほかにもたらす好影響があります。
それが何かというと、自然検索の順位に影響を与えるのです。
恐らく最も期待したい効果なのではないでしょうか。
Google が検索順位を決めるSEO 評価の項目には「ページ滞在時間」があります。
Google は、評価基準として「良質なコンテンツは、ユーザーにじっくりと読み込まれるため、自ずとそのページの滞在時間が長くなる」という考え方を採用しています。
そのページでの滞在時間が長ければ、すなわち良い品質のページだという評価がなされ、結果として検索上位に表示されるようになるのです。
つまり、動画を設置することでSEO 対策にもなるのです。
前述しましたが、文章と画像だけのコンテンツに動画を加えると、ユーザーのページ滞在時間を大幅に長くできます。
ほとんどのコンテンツでは、文章と画像だけのパート①に加えて、動画が伝えるパート②は、パート①の詳細説明や続編という構成になるかと思います。
この構成であれば、単純に動画を閲覧した分だけ、滞在時間を延ばせることになります。
もちろん、動画を最後まで視聴してもらうという課題はありますが、少なくとも滞在時間の改善になることは言うまでもありません。

メリット③| 流入を増やす集客媒体になる

前述したメリット①②のようにコンテンツに動画を埋め込むだけではなく、集客媒体として外部メディアに投稿した動画からホームページに呼び込むという方法もあります。
YouTube をはじめ、動画SNS などを経由して流入させるという図式。
動画を使ったホームページの改善施策としては、こちらの方が着手しやすいのでオススメです。
とりわけYouTube は、2006 年にGoogle が買収していることもあり、Google の検索結果に【動画】枠として表示されます。
慣れてくれば、本格的に動画SEO(※)を意識して動画制作を行うと、さらなる効果UP が期待できるでしょう。
キーワード検索の結果に、自社のホームページだけでなく、動画としても表示されれば、集客の入口を2つに増やせるのです。
さらに速攻性や拡散力を求めるなら、動画SNS への投稿も効果的。
ただし、動画SNS は、ビジュアルに特化したメディアでもあるので、デザイン性には十分配慮した方がよいでしょう。

※動画SEO とは(参考)

動画SEO とは、Google などの検索エンジンが内容を理解しやすいように動画を最適化すること。
VSEO(Video Search Engine Optimization)とも呼ばれています。
ユーザーの検索意図を考慮して、動画に求められる内容を盛り込みます。
いわばSEO 対策の動画版として内容を最適化するというもの。
【動画SEO 対策で得られる効果】
・検索流入数の増加
・YouTube 内での露出の増加

まとめ

動画時代の本格到来を目前にして、動画がホームページ運用にもたらす3つのメリットについて解説してきました。
1 つ目のメリットは、成約率の向上。
動画には、文章と画像だけのコンテンツとは異なった表現力があり、的確に伝達することに優れています。
つまり、動画を使うと、ユーザーの理解度が上がるのです。
これは商品やサービスを宣伝する際に、大きな武器となり、成約率の向上につながります。
また、ユーザーのページ滞在時間が長くなれば長くなるほど、コンバージョン率が上がるというデータもあります。
2 つの目のメリットは、自然検索の順位上昇。
Google のSEO 評価には「ページ滞在時間」という項目があります。
Google では、【滞在時間が長い=良質なコンテンツ ⇒検索順位の上位表示】という考え方を採用しているため、動画の設置はSEO 対策にもなるのです。
3 つ目は、流入を増やす集客媒体になる。
集客媒体として、外部メディアに投稿した動画からホームページに呼び込むことができます。
YouTube をはじめ、動画SNS を経由して流入させるという図式。
手軽に始められて、即効性のある集客効果として期待できるので、ぜひ試してほしい施策です。
慣れてくれば、動画SEO 対策を行えば、さらなる効果UP が期待できます。
すでに影響力をもちつつある動画の活用。
動画全盛の時代が、すでに目前に迫っています。
以前のように、動画が特別なものではなく、身近な伝達手段になりつつあります。