GPL?MIT?CC?最低限覚えておくべきWEB素材ライセンスの意味

2018年5月7日

GPL?MIT?CC?最低限覚えておくべきWEB素材ライセンスの意味

インターネット上には、無料で使えるWeb用素材やソフトウェア、スクリプト等が出回っていますが、これらを使うにあたって注意しなければいけないのが「ライセンス」です。無料だからと言ってなんでも無制限に使っていいわけではなく、各著作物にはライセンスがあり、これに従って利用することが義務づけられています。
知らないうちに利用条件を破ってしまった、などということがないよう、今一度、ライセンスの内容を確認してみてはいかがでしょうか。

1.GPL(GNU General Public License)

http://www.gnu.org/copyleft/lesser.html

オープンソースソフトウェア用のライセンス。自由にそのソフトウェアを使用、複製、変更、再頒布できます。つまり、使用したり加工したりするのはもちろん、このソフトウェアを利用して新しいソフトウェアを作成した「二次的著作物」を再配布できるということ。
そのかわり、ソフトを利用したことで生じた損害については無保証なので、自己責任のもとで使用することになります。また、再配布する場合はソースコードを公開した上で、その制作物もGPLで配布しなければならない「コピーレフト」という制約があります。
さらに、著作権表示がされた部分はそのまま保持しなければいけません。

1.利用条件

・自由に使用したり加工したり、再配布できる。商用利用もOK
・再配布する場合はソースコードを公開し、GPLライセンスで配布する
・著作権表示がある部分はそのまま表示させる
・自己責任で使用する

2.BSD License(Berkeley Software Distribution License)

こちらも、ソフトウェア用のライセンスで、使用、複製、変更、再頒布が可能。前述のGPLより緩い制約で利用ができます。
条件は2点のみ。再配布する際には著作権表示とライセンス条文の全文の記載が必要であるということと、損害については無保証であるということ。これさえふまえれば、自由に使用し、改変したり再頒布したり有料販売したりすることも可能です。ソースコードを非公開にして再配布できるため、ソフトを商品化しやすいライセンスです。

1.利用条件

・自由に使用・加工・再頒布できる
・再配布する際は著作権とライセンス条文を表示する
(ライセンスの全文が表示されているウェブサイトのURLを記載してもよい)
・自己責任で使用する

3.MIT License

http://opensource.org/licenses/mit-license.php

前述のBSDライセンスをベースにしたもので、無償で無制限に使用できます。条件は、著作権表示とライセンス条文の全文を記載するということのみ。こちらも、損害については無保証となっています。

1.利用条件

・著作権表示とライセンス条文の全文を記載する
(ライセンスの全文が表示されているウェブサイトのURLを記載してもよい)
・自己責任で使用する

4.Creative Commons License

写真やイラスト素材などにもよく適用されるライセンスで、著作権表示が絶対条件となっています。
さらに特徴的なのが、著作権表示に加えて3つの使用条件があり、これを著作権者の希望に沿って自由に組み合わせられるという点です。
どの条件が適用されているかは、著作物の利用条件に表示されたアイコンなどで知ることができます。
1、 営利目的での利用禁止
2、 作品の改変禁止
3、 作品を改変・変更した場合は、その作品と同一のライセンス形態で頒布すること
著作権表示は必須なので、Web素材などを使う際は注意しましょう。

1.利用条件

・著作権を表示する
・提示された条件を守る

以上、主要なライセンスについてご紹介しました。
法律が絡む分野なので、細かく見れば複雑で難しいものです。
ですが、この素材を使う時は自分は何をするべきか、という点だけはしっかり覚えておいて、利用条件に則した使い方ができるようにしておくといいですね。