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リピーターを増やすためのECサイト構築術!おさえておきたいポイント3つ

2017年8月19日

リピーターを増やすためのECサイト構築術!おさえておきたいポイント3つ

ECサイトで大切なのは、リピーターをつくること。そのためには、訪れた人を離さない魅力的なサイトづくりが求められます。
そこで、サイト全体をどう構築し、各ページにはどんな情報を掲載すればよいか、サイト制作や見直しのためのポイントをご紹介します。

1.商品への導線を考える

ECサイトではさまざまな商品が多数取り扱われます。
膨大なページの中から、自分の求める商品のページにすぐにたどりつける構成であることが大切です。しかしその導線は、新規顧客とリピーターで異なります。それぞれに合った切り口から商品ページたどりつけるよう、いくつかの導線を用意しておきましょう。

■新規顧客向け

初めてサイトを訪れたユーザーにとって最も分かりやすいのは、商品の種類ごとのカテゴリ分けです。例えば、インテリアのサイトであれば、「テーブル」「チェア」「デスク」「ベッド」など、家具の種類ごとにカテゴリ分けされていれば迷うことがありません。

■リピーター向け

リピーターは、「あの商品が良かったのでもう一度買いたい」というケースに加え、「似たような商品があれば見てみたい」というぼんやりとした要望をもってサイトを訪れる場合があります。
そこで、「ブランド」や「ライフスタイル」「利用シーン」、「テイスト」などでも分類し、新たな商品やブランドを提案できる構成にしておくとよいでしょう。

2.見せ方を考える

商品ページには、価格・原材料・サイズ・生産地などが掲載されていることはもちろんですが、それら基本情報に加え、商品の特性に応じてコンテンツを充実させておきたいところです。

■他店でも手に入る商品の場合

商品を購入する際、他店と比較するポイントは価格や送料が基本となりますが、それ以外に便利さや快適さといったユーザービリティも非常に大切です。購入に手間がかかるようであれば、いくら安くても他店に離れてしまうこともあります。

・購入までの手続きを簡単にする
・セキュリティを高める
・信頼されるデザインと文章を使う

など、価格だけではない価値を高めましょう。

ユーザーレビューも効果的です。ただし、マナーの低いコメントがあればブランド力の低下を招きますし、安易に良いコメントばかりを掲載すれば、逆に不自然さを招きます。レビューを掲載するのであれば、Facebookと連動させるなど、マナーを保つ仕組みの導入がおすすめです。

■オリジナル商品の場合

ユーザーは、その商品に関する予備知識がないままページを閲覧していることになります。ですから、その商品がどのように良いのか、購入するメリットは何かをしっかりと伝えるページ構成が必要です。

・数値等を用いて具体的に効果を表す
・質感が分かる高解像度の写真を使う
・特徴が分かる動画やアニメーションを使う

など。

ここでもまた、レビューは効果的です。ただし、すでに認知されている商品とは違い、情報が曖昧になるようなコメントや、コンテンツと矛盾するようなコメントは、たちまち不信感とユーザー離れを招きます。
そこで、ユーザーレビューではなく、詳細なスタッフレビューを掲載するのもおすすめです。ブランドの方向性が明確になるだけでなく、スタッフの存在がショップの親近感と信頼感を高めることにも繋がります。

3.レコメンドエリアでさらなる提案を

「この商品を買った人は、こんな商品にも興味を持っています」というレコメンドエリア。次へ、次へと自然に商品を提案することができ、「シリーズ買い」「まとめ買い」などにつなげるチャンスです。
また、関連ページへのリンクはユーザーへのアピールになると同時に、SEO面から見てもプラスになります。ぜひともとりいれたい機能です。

以上、3つのポイントをご紹介しました。
商品がずっと変わらないものであっても、ユーザーや時代の流れは変化しつづけます。そのため、商品の見せ方も常に見直し、工夫を重ねていくことが大切です。
季節・イベントやランキング形式などのさまざまな切り口から、オリジナリティあるコンテンツで商品を提案し、リピーターの獲得につなげましょう。