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CSS3+jQueryでチャート作成!円グラフ、棒グラフ、折れ線グラフも簡単に描くjQueryプラグイン「Pizza Amore」

CSS3+jQueryでチャート作成!円グラフ、棒グラフ、折れ線グラフも簡単に描くjQueryプラグイン「Pizza Amore」

「Pizza Amore」は、数値を指定するだけで、チャートを作成できるjQueryプラグイン。煩雑な数字を視覚的に表すことでユーザーに分かりやすく説明することができます。
特にこのPizza Amoreはとても使いやすく、機能も十分に揃っています。

Pizza Amoreの特徴

  • 円グラフ、棒グラフ、折れ線グラフを作成可能
  • SVGで描画しているので図形がキレイ
  • レスポンシブに対応

グラフ、もしくは項目にマウスをのせると、グラフがぴょこっと飛び出し、パーセンテージがフェードイン。

折れ線グラフの場合は、マウスオンで座標がツールチップに表示されます。
それでは早速、使い方を見ていきましょう。

1、ダウンロード

Pizza Amoreからソース一式をダウンロードできます。
デモ用のindex.htmlファイルも入っていますが、なぜかjQueryを読み込んでいないため(2015年6月現在)、そのままではグラフが表示されません。
確認したい場合は、スクリプト部分でjQuery本体を読み込んでください。

2、ファイルを読み込む

<head>内でスタイルシートを、<body>の閉じタグ直前で、実行スクリプトを記述します。

&lt;html&gt;
  &lt;head&gt;
  略
  &lt;link href=&quot;stylesheets/pizza.css&quot; media=&quot;screen, projector, print&quot; rel=&quot;stylesheet&quot; type=&quot;text/css&quot; /&gt;
  &lt;/head&gt;
  &lt;body&gt;
  コンテンツ
  &lt;script src=&quot;//ajax.googleapis.com/ajax/libs/jquery/1.10.2/jquery.min.js&quot;&gt;&lt;/script&gt;
  &lt;script src=&quot;js/vendor/snap.svg.js&quot;&gt;&lt;/script&gt;
  &lt;script src=&quot;js/jquery.pizza.js&quot;&gt;&lt;/script&gt;
  &lt;/body&gt;
&lt;/html&gt;

3、チャートのHTMLを記述

項目リストのdata属性とチャート描画部分のid名が、グラフの種類によって変わります。

項目リスト<ul>のデータ属性

円グラフ
<ul data-pie-id="pie>
ドーナツ型グラフ
<ul data-pie-id="donut" data-options='{"donut":"true"}’>
棒グラフ
<ul data-bar-id="bar">
折れ線グラフ
<ul data-line-id="line">

チャート描画部分のid

  • 円グラフ…pie
  • ドーナツ型グラフ…donut
  • 棒グラフ…bar
  • 折れ線グラフ…line

data-text属性

マウスオーバーするとパーセンテージが表示されますが、data-text属性を使用すると任意の文字を表示させることもできます。下の例では、パーセンテージと数値を表示するよう指定しています。

下記は、円グラフの場合の例です。

&lt;ul data-pie-id=&quot;pie&quot;&gt; 
  &lt;li data-value=&quot;60&quot;&gt;項目01(60)&lt;/li&gt;
  &lt;li data-value=&quot;20&quot;&gt;項目02(20)&lt;/li&gt;
  &lt;li data-value=&quot;12&quot;&gt;項目03(12)&lt;/li&gt;
  &lt;li data-value=&quot;32&quot; data-text=&quot;項目04 {{percent}} ({{value}} total)&quot;&gt;項目04 (32)&lt;/li&gt;
  &lt;li data-value=&quot;50&quot;&gt;項目04(50)&lt;/li&gt;
  &lt;/ul&gt;
&lt;div id=&quot;pie&quot;&gt;&lt;/div&gt;

4、実行スクリプトを記述

<body>の閉じタグ直前で、実行スクリプトを記述します。
Pizza.init()でチャートの描画を、foundation()でレスポンシブを実装します。

&lt;script&gt;
  $(window).load(function() {
  Pizza.init();
  $(document).foundation();
  });
&lt;/script&gt; 

色の変更

グラフの色はCSSで指定します。
pizza.cssの1〜14行目で好きな色を指定しましょう。

数字が変わるたびに画像を作成しなおす必要もなく、HTMLの数字を修正するだけでグラフに反映されるので楽です。スマートフォンでもきれいに表示されるので、ぜひ試してみてください。