【SEO】最強の出稿キーワードを手に入れて、LPのコンバージョン率を一気に上げる!
ランディングページ(LP)は、もはやコンバージョンのためだけに存在すると言っても過言ではありません。しかし、期待通りの効果が出ている、と答えられる企業は意外に少ないのではないでしょうか。
アクセス数は目標に達していますか?
ユーザーから反響は得られていますか?
月間売上目標は達成できていますか?
もし達成できていないなら、打ち出したキーワード広告が適切でないことが原因かもしれません。
コンバージョン率を上げる仕組みはいたって単純。
ターゲット以外のアクセスを排除し、見込み客からのアクセスのみを集めればいいのです。そして、アクセスをコントロールするのがキーワードの役目です。
そこで、コンバージョン率をアップさせる上で最も重要と言える“最強の出稿キーワード”を効率よく選定する方法をご紹介します。
Contents
1、広告に強い3つのキーワード型
まずは検索広告で結果を出しやすいキーワードの型を知っておきましょう。
- ①商品名・サービス名
商品・サービスそのものの名前をキーワードとして検索するパターンです。最初からその商品・サービスの利用を検討しているユーザーが訪問するので、コンバージョン率は約40%とかなり高め。知名度の高い商品・サービスに有効です。(例:○○整骨院、○○磁気ネックレスなど) - ② 悩みを解決する商品・サービス
現在抱えている悩みを解決する商品・サービスを積極的に探す場合に使うキーワード。①に次いで20%程度の高いコンバージョン率が期待できます。
(例:肩こり 整体、肩こり ネックレスなど) - ③悩みを解決する方法
どうすれば悩みを解決できるか、その方法を探す場合に使うキーワード。コンバージョン率は3%ほどと、決して高くありませんが、商品やサービスによっては、①②の型より 多くのアクセス数を集めることができるので、ある程度のコンバージョン数が確保できます。
(例:肩こり 解消、肩こり 原因など)
以上、3つの型が検索広告で使える代表的なキーワード型となります。
逆に言えば、これら3種に当てはまらないキーワードを選定すべきではないと言えるでしょう。
2、旬のキーワードを知るには
今売りたい商材にはどのようなキーワードが向いているのか、関連商品が実際にどのようなキーワードで検索されているのかを、googleの「キーワードプランナー」を用いて調べてみましょう。
まずはキーワードプランナーの使い方から。
キーワードプランナー
https://adwords.google.com/ko/KeywordPlanner/
※ キーワードプランナーを利用するには、googleアカウントとgoogleAdwordsへの登録が必要です。アカウントをお持ちでない方は、まず登録を。
https://accounts.google.com/SignUp/
- ① キーワードプランナーのページから、「新しいキーワードと広告グループの候補を検索」をクリックします。
- ②「宣伝する商品やサービス」の欄に、調べたいキーワードを入力します(この場合は「肩こり」。「肩こり ネックレス」のような複合語で調べたい場合は、スペースで区切って単語を入力します)。
入力したら「候補を取得」ボタンをクリックします。
- ③最初に出てくる結果は、広告を出稿した場合のテーマごとのキーワードや検索ボリューム数などです。ここではまず、タブ上部の「キーワード候補」をクリックし、実際にどのような単語で検索されているかを調べます。
月間検索ボリューム:キーワードの過去12ヶ月の検索総数の1ヶ月あたりの平均です。また、画像の赤枠で示したアイコンにカーソルを合わせると、月別の検索数がグラフで確認できます。
競合性:広告掲載のキーワードに対してどれだけ競合がいるかを「高・中・低」の三段階で表したものです。
さらに地域でターゲットを絞り込んだり、月間検索ボリューム数でフィルタをかけることも可能。地域や季節限定の商品・サービスの場合に利用しましょう。
以上の結果をふまえ、実際にキーワードを選定します。
3、広告費とアクセス数から得られるコンバージョンは?
検索ユーザーが検索画面に表示される広告をクリックする確率は平均で1%程度と言われています。
つまり、
検索画面に広告が表示される回数 × 0.01 = アクセス数
となります。
さらに、「広告に強いキーワード型」に照らし合わせると、このアクセス数からコンバージョンに至るのは、下記のとおり。
① の型:1,000 × 40% = 400件
② の型:1,000 × 20% = 200件
③ の型:1,000 × 3% = 30件
これを逆に考えると、仮に月間のコンバージョン数が150件必要とすると、必要なアクセス数は、下記のように算出できます。
① の型:150件 ÷ 40% = 375
② の型:150件 ÷ 20% = 750
③ の型:150件 ÷ 3% = 5000
さらに、そのアクセス数を確保するためには、何回検索広告に表示される必要があるのか、広告費は予算内に収まるのか、競合性は高すぎないか・・・
ということを考えていくと、必然的にどのキーワードを狙うべきかが見えてくるはずです。
4、まとめ:最強のキーワードとは
以上をふまえると、強いキーワードとは、次の2つのポイントを満たすものとなります。
・「広告に強いキーワード型」のいずれかにあてはまる
・ 目標コンバージョン数を得られるだけのアクセス数を確保できる
加えて、競合性が低ければ広告費も抑えることができます。
キーワードプランナーから得られる情報をよく見て、検索ユーザーの行動をイメージしましょう。少し角度を変えるだけで「キーワードの穴場」が見つかるかもしれません。
5、最強のキーワードから生まれる最強のコンテンツ
このように抽出されたキーワード群は、出稿キーワードを決める手がかりになるだけでなく、ターゲットの求めるコンテンツ制作にも役立ちます。「肩こり」で検索する人は、肩こりでどんな悩みを持っているのか、どんな治療法を望んでいるのか、またその割合は全体の何%か、など。
ユーザーの求める情報を知ることは、ターゲット層をよく知ることにつながります。そうなれば、自ずとページの制作の方針も決まっていくでしょう。
徹底したリサーチと綿密な計算で最強のキーワードを弾き出し、最強のランディングページにつなげましょう。